桜の中を舞う蝶
□第2章 長い1日
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−沖田side−
「墓場かぃ…どこでしょうか?」
「とりあえず、片っ端から探すぞ」
俺が何気な〜く言うと土方コノヤローがそう言う
あれ?そういやぁ江戸の墓場といやぁ姉上のも…
そこから言ってみやすか
「土方さん、俺に心当たりがありやす。」
「そうかじゃぁい「では、行ってきます」
土方の話をさえぎって一人で走り去る
「おい!総悟!!たくっ…」
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−桜side−
『ここ…か…。』
私はある人のお墓の前に来ている
お花を添えて、お線香をたいて、手を合わせる
やっとこれたな…。
ずっとこれなかった
『姉上…。』
姉上のお墓…。