桜の中を舞う蝶
□第15章 その後の日常
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兄上の腕の中で泣いたあと、私は疲れて寝てしまったらしい。
次の日私は朝起きた後、全隊士の前で全てを話した。
皆離れてく?と思った私の考えとは裏腹に皆快く受け入れてくれた。
そんなこんなで色々あったが、それと言って変わったことはない。
しいていうなら私が土方さんをトシさんと呼ぶようになったぐらいだ。
え?
なんでかって?
だって…
楽じゃん(笑)
まぁ、私の日常は変わらない。
あ、そういえば神威どうなったんだろう?
まぁ、いっか☆←おいっ!!
土「おい桜〜」
『ん〜?何ですかトシさん?』
自室にいた私に話し掛けてきたトシさん
土「この始末書やっといてくんねぇか?」
『え゛?』
手に持っていた膨大な量の始末書を見て驚く。
土「全部テメェの兄貴のだ」
『ま…マジか…』
ハァ…とため息をつく。
土「悪ぃな…最近あいつ暴れまくっててな処理が大変なんだ…(汗)」
『あぁ…』
そういうことか…と呟くと、トシから始末書を取って部屋に置く。
土「そうだ。今度の、特別警戒の日に寺門通を呼ぶから準備しとけよ。」
『マジか!!やったぁ♪』
土「遊びじゃねぇからな?」
『はいはーい♪』
あ〜早くお通ちゃんに会いたいなぁ〜♪