庭球長編小説

□【He Remembers】
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まるで夢を見ているようだったんだ・・・

貴方の隣にいることが・・・



僕の全てだったあの頃・・・



【He Rrmembers】




ねぇ・・・・ キミは覚えているかな・・・・ 僕の事を・・・・

僕達が離れてれて何度目の冬だろう・・・



未だに僕は思い出す
キミと過ごした素晴らしい日々を・・・




公園のベンチの上不二は懐かしく穏やかな記憶を微笑み浮かべ思い出していた





出会いは些細な事だったよね




そんな些細な事は
 もう キミの記憶からなくなってしまっているかもしれないな・・・




だけど僕にとっては宝物だよ・・・
心の奥底に眠る  大切な記憶・・・・


もしも今・・・

神様に一つだけ願い事をして叶うのなら




間違いなく僕は願うだろう・・・
キミとともに過ごした日々に戻らせてくれと・・・




僕が望ことは他にはない・・・
あの瞬間から僕の時間は止まったままなのだから




もしも叶えて貰えるのなら同じ過ちは繰り返さないよ。




またキミと同じ時を過ごしたなら
今度は決して離しはしない




こんな事を願いながら眠りについたなら・・・
今日なら神様が叶えてくれるかも知れないよね




こんな駄目な僕の願いだったとしても


今夜は必ず奇跡が起こる・・・


きっと誰もが思っているクリスマスの夜だから



皆の想いをかなえるついでに
僕の願いを叶えてくれるかも・・・


そうだったらいいのにね

ううん・・・  きっと叶えてくれる・・・


だから僕はゆっくり眠るよ   空からよく見えるこの公園で




空からよく見えるこの公園なら   きっと神様も僕に気付いてくれるはずだから




キミが僕の側で微笑んでいる姿を思い浮かべながら







キミの香りを思い出しながら・・・
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