青の世界1

□青の世界の中心で
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やっぱり夢じゃなかった。再び眠りから目を覚ませば知らない男ががっちり私をホールドしていて、すやすやと眠っている。



「あの…」



男の胸をとんとんと軽く叩いて起きるように促す。眠りを妨げるのは悪いと思ったけれども流石にそろそろ今の私が置かれている現状が知りたい。



『ん〜起きてる起きてる、俺眠り浅いから』



そういってパチリと目を開いた男。私達の距離はとても近くて見上げれば男の顔。前を向けば男の広い胸板。恥ずかしくて目を合わせれない。



「あのっとりあえずベットから出ませんか!?聞きたいことが山ほどあるんです」



『え〜ダルい〜このままでいいんじゃねぇか?』




ぐいっと身体を引き寄せられた。もうっこれじゃあ何も進まないよっっ 「ダメですっ!!」と一喝すると男は仕方なくといった形でベットからでた。




そして自分もベットからでて回りを再確認。やっぱり知らない場所だ…



『なにしてんのよ』



…と、キョロキョロしていたら不意に声をかけられたので小さな悲鳴をあげてしまった。『おじさん傷つくわ…』とか言ってる男。なんでこんなにのんびりなのかなぁ〜



私はスタスタと歩いてとても大きなソファーに座る。聞きたいことが沢山あるんだ、のんびりしてられない。





ーさぁ話をしましょうー

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