1短編

□となりの青
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「クザンさーんっっ!!」

愛しい彼女が俺の名を呼びながらかけようってくる。どこか抜けている彼女***。海軍内で天然の最強美少女として有名だ。いくつもの手強い海賊を捕まえてきた。若いながらも海軍中将という階級を持っている。そんな子が俺の彼女。誇れる彼女だ。

『あららら、こんな時間にどうしたの?』

こんな時間と言うのは、今は11時前で普通中将なら書類やら任務やらでのんびりしていられないからだ。


「えっへへ…サボり中です!!」


そんなことを堂々と威張るようにいう君はとても可愛い。やっぱり天然だな、こりゃ。


『まったく…だめでしょうが』


そう言いながらもついつい目の前にいる子の頭を撫でてあげている俺はそうとう惚れこんでいるんだろうな。あららら だ。


「やっぱりクザンさんは優しいね」


ー大好きー


そういってふわりと笑う***。だめだよなぁ〜。***が可愛いすぎて困る。ついこの前、センゴクに甘やかすな、と釘を打たれたばかりだと言うのに。


ま、仕方ないじゃないの、


ー可愛い彼女にくびったけー


(***ーっ!!仕事せんかーっ)

((センゴクさん!?ごめんなさいーっ))
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