青の世界日常番外編

□君の廻りは
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俺は最近好きな奴と結ばれて結婚した。その相手が***だ。今日は久々に二人とも休暇をとって愛用の青チャリで散歩がてらの買い物。…のはずだった。


「あっキラーだっ!」


「…***か、奇遇だな」


街中を歩いていれば彼女はふと立ち止まり何かを見つけたと思えば嬉々とした様子である人物に駆け寄る。その人物とは最近悪名高いルーキーの一人、キッド海賊団の殺戮武人キラーだ。そんな相手に恐怖心を微塵も見せず話しかける***。まったく…いつの間にキラーとなんて仲良くなったのやら…



『…***、行くよ』


和気藹々と話す二人を見て痺れを切らした俺は彼女を急かすが「もうすこしだけ話してていいですか?」なんて可愛らしい顔で言われたら断れる訳がない。


久しぶりの再会で話が弾むのはわからなくもないが、仮にも海賊と海軍。馴れ合うのはいただけない話だ。それから少し二人は話したあと***がこちらに戻ってきた。


「お待たせしましたっ、やっぱりキラーは優しいお兄さんみたいです」


ふふ、と柔らかく笑う彼女に俺は深い溜め息を一つ。***は奴の気持ちに気付いていないようだ。明らかにキラーは***に好意を持っているとゆうのがはたからでも分かるのに。


『***…俺以外の男の前でそんな風に笑っちゃ駄目だからな。あと愛想振り撒かないの』


害虫駆除は海軍内だけで手一杯なんだからな、と言えば首をかしげる彼女。そんな彼女をみて呆れながも頭を撫でてやると満面の笑みが帰ってきた。


ーその笑顔に勝てるわけがないー


((あ〜もう、あれだ。可愛いから仕方ない、どうしようこの生き物、))


(???)
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