2短編

□貴方の口癖
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「よいよいよ〜〜い」


『さっきから何いってんだよい』



甲板に座り足をぶらぶらさせながら俺の真似をしてくるの彼女は女で唯一白髭海賊団戦闘員***だった。



今日はとても晴れていて心地好い天気だったので部屋をでて日に当たりにきたら***がいて。暇そうに1人で海を眺めて居たから隣に座って話すことにしたのだ。


「マルコはさ、好きな人とか居ないの?」


他愛のない話をしていたら急に問われた。そんなことを聞かれても言えるはずがない、なんたって好きな相手はお前なのだから。




『居るけどお前には教えねぇよい』




そう言うと ケチだな〜 と笑いながらもむくれる彼女はとても可愛い。若いながらも武力に長けていて容姿も中身もいい彼女はとてもモテる。白髭海賊団だけではなく、赤髪やルーキー達にも好意をもたれているのだ。



そんなことに気付かない鈍感なところもきっと彼女の魅力なんだろう。ふわりと笑う彼女にはいつも人が集まるから二人きりの時はめったにない。



ここで自分の気持ちをすんなり言えたらどれだらましか、けれどもそんな勇気俺は持ち合わせていない



「マルコ好きな人いたんだ、んじゃ私諦めなきゃいけないんだね〜」



***はそう言ってまたふわりと笑う、俺はその言葉を理解して想いをつげようとしたが彼女は末っ子に呼ばれてそちらに向かうのだ。




ー好き同士だっただなんてー




(***っ待てよい)




 
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