殴り書き

□☆なにげない時
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ザアァァァ…‥





「うっひゃ〜冷てー…」

パタン、とドアを閉じて服に付いた、まだ布に吸収されていない水滴をはらう。


「とんだ災難だったな…今タオルを取ってくるから、そこで待ってなさい」


暫らく中央へ滞在することになったエドワードは半ば無理矢理ロイの自宅へと連れてこられた。

「ったくよー…こんなんなら来なきゃよかったぜ」

ぶつぶつ文句を言いながら寒さで僅かに震える身体を抱き締める。


「さ、こっちにおいで。濡れたままでは風邪をいてしまう…少し大きいが私の服を着るといい」

タオルで優しく髪を拭いてやりながら服に手を掛ける。
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