俺の後輩が猫になった。
□◆15日目◆ 俺の後輩(たち)とダブルデートの日。
2ページ/15ページ
...#28# 全然大丈夫でした♪...
「じゃあ最初は何に乗る?」
「やっぱ最初はジェットコースターじゃないですかっ?」
「よしっじゃあジェットコースターだ!」
はい、またまたハイテンションな俺と天馬の登場ww
最初は今話したとおり、ジェットコースターになった。
「…………」
「神童ー神童ー?」
「……な、なんだ?」
「毎年乗ってるんだから、大丈夫だって!」
「…そ、そうだよな……?」
「……で狩屋。お前は大丈夫か?」
「だだだだ大丈夫ですっ!」
どう考えても大丈夫じゃないだろ;
顔真っ青だし、呂律が…;
狩屋、ジェットコースター苦手なんだな。
俺も狩屋の弱点ゲット!
「せ、先輩…」
「ん?」
「……つ、掴まらせてくださいっ…」
「あぁ、良いよ」
よっぽど怖かったんだろう。
俺の腕に抱きついてきた。
その5秒後くらいに、ジェットコースターは急降下した。
*
「狩屋、大丈夫なのか?」
「はい!全然大丈夫でした♪」
「……俺と乗ったおかげかもな?」
「ち…違いますっ!///」
やっぱりなんといっても、かわいいやつだ。
神童も大丈夫だったようで、天馬はまぁ普通だった。
「じゃあ次何乗るか?」
「キャプテン!俺、このお化け屋敷入りたいですっ!」
マップを見ると、
ジェットコースターは3つ
お化け屋敷は2つあった。
「……今日は絶叫系制覇を目標にして回るか!」
「良いですねそれっ!」
天馬と俺は、なんだか意見が合うようだった。