すぺしゃる(文)

□テスト
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「えー…
 期末明日からテストです。

 しっかり勉強しておくように。
 以上。」


学級委員が規律、礼を言い
クラスは解散した。

そのまま教室で勉強するものや
自習室に向かうもの、家に帰るもの等様々だった。


「しずちゃーん、帰ろー」


となりのクラスからいつのまにか侵入してきていた臨也は
勝手につけた俺のあだなを恥ずかしげもなく叫びながら
俺の方に駆け寄ってきた。

岸谷と一緒に。


「しずちゃん?
 何その紙…」

「あ、おい…」

「うわ…なにこの化学式…
 今時このくらい小学生でもできるよ…」

「うるせぇ」


今まで勉強…主に理系とは縁がなかった俺だが

先日進級が危ういとの宣告を受けたため
こうして苦手なモノを頭に叩き込んでいるわけだ。


「ドタチンて文系だったっけ?」

「あぁ、まぁ
 理系の成績がそこまで悪いわけでもないが。」

「新羅はもろ理系だよね 笑」

「そういう臨也も理系だろ」

「俺はどっちもできますぅ」


臨也は本当に勉強ができる。
文系理系共に、入学当初から学年トップを維持している。


「帰るか。」















「静雄最終宣告されたの!?」


「しずちゃんwwwwwwwww
 それはさすが っはははははははははは…」


「…ちっ…」


科学のプリントを見ながら
3人の話を聞くふりをしていた。


「このままだったら
 進級できないんじゃない?」


「だから勉強してんだろうが。」


「ふーん…
 大変だねぇ…」


「…じゃあ
 俺今日こっちだから。」

「僕もここで。
 じゃ、また明日。」


曲がっていった友人2人を
俺はおう、とだけ言って返した。


「ねぇしずちゃん、」


俺は無言だったが
臨也はいつものように1人でぺらぺら話し始めた。


「科学と生物と
 数学もやんなきゃだめじゃない?」





「しかも、明日、数Uと生物じゃない?」





「だからさ、」


……?


「その、、」


??



「うちで、勉強、おしえてあげよっか…」


その言葉に、俺はただ驚き
臨也がデレた、とか考えながら…

プリントを落とした。


「「…あっ!!」」


俺はプリントを追いかけた

が、妙な強風でプリントは高く飛んだ。


「…!

 臨也、プリント貸してくれ。」


「…!」


「そんで、うち来い。」


臨也の顔は――――






真っ赤だった
































「だからぁ、ここはここの公式を使うんだって!!」


「わかんねぇつってんだろうがっ!!」






























-あとがき-


たまには全部1ページにまとめてみましたww


はははははは…

文句ありますよね?
わかりますわかります。。


何がしたかったのかって、、
さぁ私にも何がしたかったのかわかりませんて。。



最後まで読んでいただき
ありがとうございましたm(__)m

よろしければ
感想等よろしくお願いしますm(__)m

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