すぺしゃる(文)

□体育
1ページ/1ページ






今日も授業は退屈だ。

しかし臨也と喧嘩ばかりしていた俺の出席日数は
そろそろ限界であるため授業にはしっかり出なきゃならない


ノートは一応取ってるが
授業の内容は全く頭に入ってこない。
というより入れるつもりがない。


「そこぉぉ!!
 何手ぇ抜いてんだぁ!!」

突然、グラウンドから大きな声がした。

ので、外を見てみる。
窓側の席だから外がよく見える。


体育か……



ハッ!臨也!!

隣りのクラスの体育だったのか。


臨也も珍しく授業をしっかり受けているようで
さっき先生に怒鳴られていた奴を見て爆笑していた。


マラソンか……


この寒い時期のマラソンは
乾燥で喉が痛くなるのでやりたくない。



しかし…
普段俺が追いかけても息切れしない臨也が
顔を赤くして息を切らしている…

普段夏場でも長袖の短ランを着ている臨也が
ジャージに短パン生脚…

暑くてジャージを脱ぐ…


「げほっ…げほっ…!!」


体育がこんなに危険なものとは
全く思わなかった…

同じクラスだったら危なかった…





























「ねぇ新羅…」


「なに?あ、タオル取って」


「ん、
 なんかさっきから見られてる気がするんだけど…」


「誰に?」


「誰かに…」


「自意識過剰だねww
 もしくは……」


「もしくは…?」


「いや、」


「もしくはなに!?」


「もしくは…(静雄だな)」






























=アトガキ=


お疲れ様でしたー…


いつも短いのに
更に短くなってしまいましたね。。


のこり2か月
よろしくお願いします!!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ