おりじなるすとーりー(文)
□T
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昔々、
世界には3つの種族が共存していました。
1つ目の種族は[人間]。
とても頭が良い種族でした。
2つ目の種族は[動物]。
運動能力に長けた種族でした。
そして3つ目の種族は[魔法使い]。
不思議な能力を使う種族でした。
3つの種族は
互いにできないことを補い合い、
知らないことを教え合う、
とても仲の良い関係でした。
しかしある時、
1人の人間が、魔法使いを殺してしまいました。
その人間は言いました。
「だって、魔法使いって、
なんか気持ち悪いんだもん。」
その言葉が
全ての魔法使いを変えてしまいました。
1人の人間の言葉が
全ての人間と全ての魔法使いを巻き込んだ
大戦争へとつないだのです。
魔法使いは戦争に負けました。
魔法使いをまとめていた7人の長の
1人が裏切り、ほとんど全ての魔法使いを葬ったのです。
それ以来、魔法使い達は
人間として暮らすようになりました。
魔法使いだとわかれば
殺されてしまうからです。
時は流れて、現代。
魔法使いは
一体どうなったのでしょうか…