ゆめしょうせつ
□追試
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「お願いします!!」
白石先輩と光が教えに来てくれた
けど、２人とも教え方が違いすぎて……
蔵『そこ、ちゃうで。ここはな……』
「あ、ありがとうございます!!白石先輩の説明分かりやすいです」
蔵『おおきに、ん、今度は合ってるで』
光『桃子、ここもちゃう』
「え、まぢで？」
光『ここはこうしてこうや言うてるやん』
「分かってるよぉ」
光『分かってへんから間違うんやろ』
蔵『そんなきつう言わんと……』
光『部長は甘すぎるんや』
蔵『いや、財前がきつすぎるんとちゃうん？』
そう、白石先輩は超甘いのだ
きつく教えてるのも想像できないけど
反対に光はきつい
こっちも反対に甘く教えてるとこ想像できないけど
「明日のテスト、大丈夫かなぁ……」
光『なんや、この光様が教えてやっとんやから大丈夫に決まってるやろ』
「何言っちゃってんの」
光『そうか、桃子はアホすぎやから俺でもどうにかできへんのや』
「何それぇ!!むかつくぅ……」
蔵『２人ともケンカせんと、時間なくなるで』
「ほら、怒られちゃった。範囲終わらなかったら光のせいだぁ」
光『なんでや!!ったく、黙ってしろ。』
「はぁーい」
テスト……
まぁ２人も先生がついて教えてくれたし
大丈夫だよね！？
終わったら思いっきり遊んでやる！！
「ありがとね〜＾＾明日のテスト頑張るから！！」
光『合格点やったら善哉おごれや』
「え、おごってくれるんじゃなくて？」
光『教えてやったんやからおごれや』
「合格点だったらね！？不合格だったら光がおごってよ！！」
光『ええで、手抜くなや』
「当たり前じゃん」
蔵『ほな、テスト頑張りや』
「はい、ありがとうございました＾＾」
光『俺も帰るわ、ほなな』
「うん、ばいばぁい＾＾」