てふてふ
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□貴女は
暗いです。
あまり明るいお話ではありません。
あとすごく短いです。
□大谷
・
□あの頃。
「ワシの夢はな、泰平の世を造ること。みなが笑いあえる、絆のある世界を造ることだ!」
気持ちのいい昼下がり。日和のよい縁側で、ひとりの童が興奮気味にそう言った。
髪を上にあげ、くっきりとした目を持っていて、にこりと笑ってみせる。
「馬鹿か家康ゥ!それは秀吉様と半兵衛様がなさることだ、貴様のしったことか!」
すかさず隣のわらしが言った。
白銀の髪に、白い肌。鋭い目つきに、鋭い体つきをした童が。
「じゃあ三成、お前の夢はなんだ?」
「知れたこと。この身は秀吉様と半兵衛様の為に…」
「お前はいつもそれだなぁ」
「なんだと!?」
「まあまあお二方、ケンカをなさると刑部様に叱られますよ」
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