12/08の日記

22:31
「赤い季節」舞台挨拶レポ
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12月8日(土)。
京都シネマにて新井浩文さん主演の映画「赤い季節」の上映及び初日舞台挨拶がありました。

その約3週間前の11月17日に整理番号6番のチケットを取っていたわたし。
本日はその舞台挨拶のレポートをさせていただこうと思います。

長くなると思いますが、よろしければ最後までお付き合いくださいませ。





8日(土)、京都の土日はバスが混み混みでした。ひとまず京都シネマがある四条烏丸を通りすぎて、三条河原町にあるロフトでクリスマスカードを物色。ロフトの中も人がいっぱいで、なにやらくまもんの着ぐるみ人形目当てに行列が。

その後腹ごしらえにおうどんを食べて、いよいよ四条烏丸へと出発。道中も人混みうようよ。流れのペースに合わせて歩き、京都シネマに着いたのは14時40分ごろ。

開場は15時35分。なぜ早く来たのかというと、入れ換え制の映画館の整理券の仕組みがよく分からなかったから。前日に電話はしたのですがやっぱり不安で早く行きすぎました。

とは言え案外ロビーには赤い季節のパンフレットやマッキー(サインペン)を持った人がわらわら居て、絶対舞台挨拶参戦の人たちじゃん!といよいよ緊張。

そして遂に開場時間が。
「整理番号順にお呼びしますので中に入ってください。では1番2番のかた。3番4番のかた。」というかんじで二人ずつ入っていき、6番で入ったわたしはパッと会場を見て席を即座に決断。
京都シネマの会場はなんと壇が無い。画面まで一直線にフラットだったのです。これは最前列だ。最前列が一番いい。

そんなわけで最前列に向かったわたしですが6番だったのでセンターは取れず、真ん中から5番目くらいの場所を確保。

距離がどんなもんだったかというと、150センチのわたしが座って足を伸ばして画面をキックできそうな近さ。
間違いなく新井さんは画面の前に登場なさるだろう。ということは足を伸ばせば新井さんに触れるということだ。(※蹴ってはいけません

そんな近くて映画鑑賞は大丈夫なの?という点については案外大丈夫でした。席自体がデフォルトでリクライニングしていて、凭れたら自然な姿勢で鑑賞することが出来ました。


さて約2時間の映画鑑賞を終えて、いよいよ舞台挨拶に。(映画の内容は割愛させていただきます。)

明るくなった会場で、司会のかたが能野監督、新井さん、そして村上淳さんの順でお呼びし3人が拍手の中登場。

パチパチが止んで思わず新井さんが一言。「近っ…!(笑。」

まったくその通りです。立って一歩でキスできそうな距離におられるのですから←。いや、本当に。

会場を隅から隅までガン見の新井さん。その新井さんを初めて目の前で拝見した印象は、「テレビ画面で見るよりずっと小顔!背が高い!スタイルが良い!」でした。
ほんとに顔ちっちゃくて驚きました。目で等身を測りました。8等身ですよ8等身(なにしてる。

お召し物はデニム生地のスカイブルーのシャツにジーンズ。そして足元はビーサン!(笑)

第一声は思わぬ形でお聞きしましたが改めて「どうも新井浩文です。」
うん、いい声!

監督さんと村上さんのご挨拶も終えて、映画のお話に。と、新井さんがふと「あの、写真とか撮っていいですよ全然。後でお時間あるかたは握手もしますし。」

なんですって!?会場がわあっと一瞬ざわめきました。みんな携帯を出し始めます。「ちょっと!ちゃんと話聞いてくださいよ(笑)」と言われ手が止まりましたが「いやいやいいっすよ、撮ってください。」と笑顔。

カシャー、カシャー、ピロリン、ピロリン、とカメラの音が広がります。こりゃしばらくは撮影ラッシュ。「ちょっと一回存分に撮ってもらいましょ。」と突然の撮影タイムです(笑)

こういう場って写真なんか御法度じゃないですか。携帯出すのも禁止みたいな。初めての舞台挨拶でこんないい思いさせてもらっていいのかしらと恐る恐る携帯で新井さんをカシャカシャ。

それからお話を再開。わたくし緊張のあまり内容がだいぶ飛んでおりますが、監督さんがかっこよく新井さんを撮りたかったということは伝わってきました。
ただ「まだ赤い季節見て抱かれたい!って言われたことはないです(泣。」とのこと。
抱かれたいですよー!(笑)

いろいろと楽しいお話がありまして、お客さまからの質問タイム。
映画のことより日常の質問が大変多かったイメージでした。

好きなお酒はなんですか?→つまみによるけど…。肉が好きで、肉にマッコリが一番好き。

今日のお洋服のその柄は…模様ですか、汚れですか(笑)→そうこれこぼしちゃってさ…ってんなわけないでしょ!模様ですよ模様!

好きな関西弁はなんですか?→元カノが関西人だったからよく聞いてたけど(笑)…「あかん」とか?…うん、じゃあ、「あかん」で(笑)

他にもたしかバイク好きですかとか、映画の感想なんかもあった気がする。だめですね全部飛んでる…。

でも全ての質問にお三方とも丁寧に、そしてジョークを交えてお答えになっていて、笑いの絶えない時間が過ぎて行きました。

楽しい時間はあっという間に終わり、総括に入った時。
村上さんが、自分たちでパンフレットを売ってサインと握手をするのはどうかと提案。またもやわあっとざわめきが起きてサイン・握手会が決定。
最後の撮影タイムを終えて3人はロビーへ去っていきました。

ふああ、とひとまず自分を落ち着かせ、撮りまくった写真をチェック。
今回初めて参加して感じた反省点は、「お目当てのかたの右側に座ること。」
大抵センターを基準に登壇者は立ちますよね。右利きの人は大抵右に偏って目線やからだの角度を向けるんですね。新井さんの左側に席を取ったわたしはあまりこちらを向いてもらえなかったのです(>_<。)

そんな反省をしているとみなさんがわらわらと動き始めてサイン・握手会へと移行。ここから奇跡が起こります。ロビーに出て列を作る最中、突然角から新井さん(とお二人)がひょこっ!!ふえええ!?と思う間もなくすれ違っていきました。
新井さんと服が擦れたわたくし、放心でした。香ってきたのはヘビースモーカーらしいタバコの香り。思わぬハプニングでした。

ここまで接近しちゃうと逆に落ち着いてきて、のんびりと握手待ち。1,300円を握りしめつつ「新井さんと握手するのにお金くさい手だよ」とか考えておりました(笑)

思ったよりうんと早く列は進んで、すぐに握手の番が。
まず能野監督。パンフレットの見開きに日付付きの丁寧なサイン。にっこりと笑ってくださいました。

そして大好きな新井さん。心臓バクバクで、思わず無言でパンフレットを差し出してしまいました。
さらさらとキレイな手でサインをしてくれる新井さん。言わなきゃ!あれを言わなくちゃ!心の中でわたしがわたしの背中を押しまくります。

「LIAR GAMEの時から好きです!」

気づいたら言っていましたがそれは思ったより小さな声。(チキンです。
でも新井さんはちゃんと聞き取ってくれて「まじで?ありがとう。」と答えてくれました。

そして念願の握手!あったかい手で、やっぱり指が長かったです。手をきゅっとしてくれて昇天(笑)

最後に村上淳さん。可愛らしいサインを書いていただいた後、あろうことかわたくし握手を忘れて踵を返してしまいまして。慌てて戻って握手していただきました(恥。
もう新井さんで目の前ぐるぐるしてまして…村上さん、本当にごめんなさいでした!

サインと握手を終えてもなんだか帰るに帰れなくてぼぅっと新井さんを見る。みんなに平等にされているのですが、わたし変だったかしらと新井さんの様子をぐるぐると振り返ってました。

全員と握手してカウンターから去っていく新井さん。わたしが突っ立っていた場所をたまたま通られてまたしても至近距離。
控え室に入るところまで見届けてぼんやりと京都シネマをあとにしました。



充実して、充実しすぎててむしろ寂しさすら覚えてしまった舞台挨拶。お三方とも優しく、アットホームな時間を提供してくださいました。
初めての舞台挨拶がこんな素敵なもので、本当に良かったなと思います。

そして新井さんの優しさに、これからも作品を見たりイベントに参加してゆきたいなぁと思いました。


勢いのままに書いた長いレポート、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
これを機に、新井さん自身が反映されて出来上がった桐生さんをさらにさらに愛し、創作してゆく所存です。
これからもよろしくお願いいたします♪


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