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□招待状は突然に(halloween2012)
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招待状は突然に



今日は10月31日ハロウィンの日。
なにやら秋山さんと直ちゃんがお出掛けの準備をしているようです。



「秋山さん!出来ましたか?」

「・・・。」

「わあ!似合ってます!」

「・・・。」

「あの、わたしはどうでしょう?一応、不思議の国のアリスさんのつもりなんですが・・・。」

「・・・君、一人で行ってきなよ。」

「ええ!?どうしてですか!そんなの負けちゃいますわたし・・・、やっぱりゲームに勝つには秋山さんがいないと・・・。」

「・・・。」




不思議の国のアリスの仮装で意気込む直ちゃん。どうやら数日前に何かあったようで・・・?




「あああ秋山さん、あの、大変なんです・・・。」

「どうした。」

「これ・・・。」

「・・・。ライアーゲーム事務局、だな。」

「はい。でもおかしいんです。」

「おかしい?」

「どこにもお金が無いんです。今まで、招待状と一緒にお金が置いてなかったことなんてありません。」

「・・・。ちょっと貸して。」

「はい。・・・やっぱり、事務局に返したほうが。あぁでも他に騙された方がいるかもしれないし──。」

 ビリ。

「あ、秋山さん!?開けちゃったんですか!?」

「どっちにしろ君は参加するつもりなんだろ?」

「それは・・・。」

「読んでみたら。」

「秋山深一様、神崎直様。この度はライアーゲームハロウィンステージへのご参加決定、ありがとうございます。
下記の事項をご理解の上、必ずルールに従い会場までお越しくださいませ。」

「・・・(はぁ。)」

「秋山さん、ゲームは10月31日の夜みたいです。必ず仮装で参加しなくちゃいけないって書いてあります。」

「そう・・・。」

「あの。一緒に、来ていただけますか?」

「・・・。」

「わたし、みなさんを助けたいんです!」





そんなわけで、黒とオレンジに彩られたライアーゲーム会場へ行くことになってしまったふたり。

その種明かしはもちろん?











『ぎゃーはっはっはっはっ!!!
直ちゃん、きみってほんと、ばーかーだーよーねー!!!!』






素敵なハロウィンパーティーの始まりでしたとさ。


END


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