君との証を

□2契り
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万事屋がいなくなって、およそ2ヶ月。

とても長く感じる。たかが、2ヶ月のくせに。





イライライライライライライライラ。



「ふ、ふくちょ…」


「あ”?」


「しょしょしょ書類置いときますね!!!」



ヒィィイイィィイと半泣きで山崎が部屋を飛び出していった。



そんなにビビる顔か?と思うが、この2ヶ月を思い出して納得する。















俺たちはあれからすぐに聞きこみをはじめた。


1階のババァやメガネの姉貴をはじめ、マダオ、ストーカー女、ホスト店長、吉原の太夫…………


だがほとんどが「知らない」「わからない」。


ババァと志村姉は何か知ってる風だったが、固く口を閉ざしてしまう。



結局、聞きこみはたいした意味をなさずに終わってしまった。









真選組の仕事は夜をつかって必死に終わらせる。

あのサボり魔の総悟ですら、目の下にクマが定着した。



これだけ探しても見つからないとは……


だが他に打つ手なんて………

 
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