君との証を

□4契り
1ページ/3ページ







「銀さんアンタいつまで寝てんですか!!起きろこのマダオが!!!」


「うるせ……ママママダオォォ!?てめーダメガネのくせに!!銀さんは『まるでダメなオッサン』じゃなくて『まるでダメなお姉さん』なんだよ!!だから略すとマダオ……あれ?」


「同じだよ!!つーか発言がオッサンだわ!!」



あぁ……ダルい。体が重い。


「つーか頭痛ぇ……」


さっきの新八の声が顔を洗ってる今でもグワングワン響く。


というか、新八だけじゃなくて他の奴の声はみんな耳に突き刺さる……なんでだろ。





そうだ。ここ最近体の調子がおかしい。





朝起きるのは遅くなったし、たくさん寝ても体が重い。


なにより食欲が目に見えて落ちてきた。



マズイ、仕事数は少ないとはいえ万事屋は体力勝負。



今日だって猫探し(何回目だよこの依頼)が入っているのだ。




はぁ……マジで調子悪い。依頼人が緩かったら新八と神楽に任せて帰っていいかな……。





 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ