混合夢小説

□trick7
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織姫の件から数日後。
中々探しているライダーが見つからず落ち込んでいる織姫とたつき。
た「もうその人はここらへんじゃ走ってないのかもよ。」
織「う〜〜ん。やっぱりいないのかなその人。じゃあもう少しだけ待ってみる!」
そう言っている織姫の傍に?「織姫の白馬の王子様ですって!?くっ、あたしがそいつだったらお礼は貴女の体でって……ぐはぁっっ!」
色々と話してはいけないことを話し始めた人物にアッパーを入れるたつき。
た「な〜に変な妄想してんのよ千鶴。」
千「いきなり何すんのよ、この暴力女!!」
今にも喧嘩になりそうだった二人を止める織姫。
織「二人とも落ち着いて!!あたしはもう少し待ってみるから。」
千「じゃああたしもその人見てみたいな〜。よし!織姫、今夜その場所で待ち伏せ決行よ!!」
そう言いながらあらぬことを妄想し始める千鶴に突っ込みを入れたたつきも
た「あたしもそれ賛成よ。今日の夜行きましょう!!」
全「「「おお−−−っ!」」」
ということでその場はお開きになった。
一(またやってんのか、あいつら。)


昼休み IN 渡り廊下
名無しさんは授業で使った資料を返してから図書室に行く途中だった。
(今日は何も仕事がなかったからゆっくり食べれるな〜。)
そうして歩いていると何処かで見たことがあるシルエットを発見した。
(あ、入学式の時の人だ。何か持ってる?鳥籠?)
その時カキーンという音と共に野球の球が彼目がけて飛んできた。
「危ない!!!」
?「む?…!?」
声を掛けたがボールはその人物に当たってしまった。「大丈夫ですか!?」
当たった人物に駆け寄った名無しさん。見た所、当たった人物に怪我はなかった。
?「ああ、大丈夫だ。というよりボールの方が…。」そう言って見せたボールはへこんでいた。
「マジですか……。というより何処かで?」
?「確かに…。もしかして入学式の時の。」
「そうです!そうです!その節はどうも。」
?「いや、こちらこそどうも。」
話を続けようとした時、
一「チャド!!名無しさん!!」
と、少し苛立った一護の声が聞こえた。


SIDE 黒崎 一護
昼食をいつもより速く食べ終わった一護は図書室に来ていた。
一「ちわーす。名無しさん、いるか?」
そう声を掛けても返事が無かったのでいつも昼食を摂っている司書室も覗いてみたが、名無しさんの姿は何処にも無かった。
一「何処に行ったんだ?」そうして名無しさんを探しに出たのだが中々見つからず図書室に戻ろうとした時にチャドと話している名無しさんを見つけたが彼女が何だか楽しそうに話していたのに何故か腹が立ち、つい大声を出してしまったのだった。


SIDE 名無しさん 名無しさん

「あ、黒崎君。どうしたの?こんなところで。」
一「昼飯速く食い終わったから図書室行ってもお前がいなかったから探しに来たんだよ。」
「あ、ごめんなさい。さっきまで資料片付けてたから。」
話しだす二人にチャドの声が掛かる。
チャ「二人とも、知り合いなのか?」
全「「ええ(ああ)。」」そして今度はチャドも巻き込んで話しだす。
「そういえば、チャド君って名前何ですか?」
チャ「いや、茶渡 泰虎だ。あだ名がチャド。お前は?一護の友人だ。」
「そうでしたか。私は名無しさん 名無しさんです。よろしくお願いします。」
一「つーかよ、何で二人がこんな所いんだ?」
チャ「俺がここにいた時に」
「チャド君に野球ボールが当たったのびっくりして様子見に来たら見たことある人だな、ってことから話し始めました。」
一「ボールって…。大丈夫かチャド!?」
チャ「ああ。むしろボールが…。」
そうしてボールを見せるチャド。
一「お前本当に頑丈だよな。そういや名無しさん、昼飯食ってきたらどうだ?」「そうだね。今日はごめんね。黒崎君。」
一「いや。」
「じゃあね、黒崎君、チャド君。」
そうして名無しさんは図書室に向かったのだった。
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