夢小説長編

□新撰組の組長達との日々〜
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次の日〜



私は疲れたのか、ぐっすりと眠れていた

私を起こしに来たのか一つの足音が近づいてきて襖を開けた



?「おはよ、いつまで寝てるつもり?」



名無しさん「んぅ?・・・・へ?あの・・・」



そこには新撰組一番組組長の沖田さんがニコニコしながら私を睨みつけていた



沖田「何度起こしても起きないから、あやうく殺しちゃう所だったよ」



沖田さんはニコニコしながら物騒なことを言い放ってきた


身震いもしたがその瞳の奥に何かあるような気がしたけど



名無しさん「すみません・・・泣き疲れたみたいで」



私は飛び起きて沖田さんに頭を下げた



そういえば私はここ、新撰組の屯所で預かられることになったんだっけ?


そう考えていると沖田さんが低い声で私に言ってきた



沖田「名無しさんちゃんだっけ?考え事はいいけど・・・広間に来て、来ないとどうなるか・・・わかるよね」



沖田さんはそういって部屋を出て行った



私は彼に何をしたのだろうか?そんなに気を損ねることをした覚えはない・・・



私はそう考えながら広間へと進んで行き
そして襖をあけた



そこには、土方さんと平助君 そして近藤さんとさっき出て行った沖田さんが居た



私は襖を閉めその場に座り込んだ



平助「大丈夫か?ちゃんと寝れたか?」



名無しさん「ありがとう、ちゃんと寝れたみたいだから」



私は平助君には心を開けたようにすんなりと話せた



そこに、眉間に皺を寄せたままの土方さんがあきれた声で私に言った



土方「お前には男装をしてもらう」



此処では女性は居なく 男所帯の場所なので
私のように女性が居れば、戦の邪魔になったり
屯所の風紀が乱れるそうだ



私に渡されたのは、男用の着物と刀が二本・・・



私は刀を実際に見たことがないので驚いたが
この世界では当たり前なんだと思った



そうこう考えていると土方さんが説明してきた



土方「てめぇには、今日から外出許可を出してやる」
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