◎管理人のペタと申します。
このホームページをご覧頂きありがとうございます。

僕は幼少の頃からの吃音者です。

とはいえ、もしも皆さんが僕と会話をしたとしても、僕が吃音者だとは分からないと思います。
自分は難発性の吃音なので、言える言葉だけで会話を組み立てて話せば、割と普通に話せたりもします。

でも当然、言えない言葉はほんとうに発声する事が出来ません。
特に一番苦手な言葉、「ありがとう」が言えないので、人から親切にされるのも怖くて仕方ありません。 
「ありがとう」が苦手な吃音者の方は多いですよね。日常でも社会生活でも、本当に困りますよね。

勿論他にも苦手な言葉はたくさんあります…。

吃音者は、言いたい事を言葉で普通に相手に伝えられない事が何より辛いです。一般の方だって、親切にしてもお礼を言わない人、会っても挨拶しない人、別れる時に挨拶しない人、名前を聞いてるだけなのになかなか答えられないでいる変な人、そういう人が身近に居たらどう思いますか?少なからず不快な思いをしますよね、、我々吃音者はそういう事情も全て把握しているからこそ、吃音を辛いと感じ、悩んで生きています。
我々は言わないのではなくて、言えないのです。

では、いつも言えないのかというと、吃音者によっても違います。同じ言葉でも言える時もあれば言えない時もあります。言葉を発しようとするその瞬間まで、本人にも発声出来るかどうか解らなかったりもします。
今スムーズに「おはようございます」と言えたけど、次は言えるかな、明日は言えるかな…。
今日の仕事帰りは「お疲れ様でした」って言えるだろうか…、言えなかったらどうしよう…等々、吃音者は常に言葉を話す事が不安です。

又、吃音者によっては、同じ「ご」から始まる言葉でも、例えば「ごきげんよう」「ごめんなさい」は言えるのに、「ご苦労様」「ごちそうさま」はなかなか発声する事が出来なかったりというケースもあるのです。

このように、吃音症があまりにも特殊で複雑な症状な事が、我々吃音者を一層苦しめています。

多くの吃音者は生きていて辛いです。不本意な人生を歩んでいる人も多いかも知れません。

しかし、うまく言葉を話せない事で、相手に「すいません、私、吃音なんです」と言っても、一般の人は「何それ?」ですよね、
それでは本当に困るというのが現実です。

そこで同じ吃音で悩んでいる人達は勿論、一般の人達に、このサイトを見て下さい、このサイトさえ見て頂けたら吃音のことが解りますので。と言えるぐらい、どの吃音サイトよりも吃音の事について丁寧に分かり易く解説しているホームページを作りたいと思い、このホームページを作った次第です。

これからも改善出来る部分は改善し、発展していけるように作り上げて行きたいと思っておりますので、これからもよろしくお願い致します。


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