吃音者の苦労・・・

吃音者はさまざまな場面で苦労や辛い思いを強いられなければなりません。
一部を挙げれば、学校生活なら、からかわれたり、いじめの原因になる。授業中、先生にあてられて、本当は答えられる問題なのに、その答えが{言えない言葉}なのでわざと「わかりません」と言って切り抜けたり。

日常や社会生活では、人と話をしたり自己紹介をする時などに、上手くしゃべれなかったり、どもったりしておろおろしていると、相手に不審に思われたり、気弱なやつ、というふうに判断されてしまい、以後、相手が見下したような態度で接してくるようになる。

人と接するうえで基本的な「ありがとう」「おはよう」「お疲れ様」「失礼します」「よろしくお願いします」などの言葉が言えないために、仕事や人間関係にも支障をきたし、気まずい苦労をしなければならない。

吃音のために思うように言葉を話せずに、面接も失敗ばかりで職に就く事もなかなか出来ない。
電話を掛ける時は、自分の名前や用件がなかなか言えず、もがいているうちに、相手にいたずらや変質者と間違えられて電話を切られてしまったり、
あるいは自分から気まずくなって電話を切ってしまう。等です。


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