オリジナル
□ルビー色の瞳
1ページ/10ページ
人を好きになるなんて知らない。
物心ついた時には、もう、自分は腐っていた。
人を殺した事なんて数えられない程ある。
麻薬も運んだ、体だって売った。
生きる為には、仕方がなかった。
金が必要なのだ。
体全身に怪我がない所などない。
古い傷と新しい傷が重なり合って全く治らない。
人を信じた事なんてない。
これからも、人を信じない。
そう、思ってたのに。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ