氷帝学園R組!

□act.00
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「今日からこの俺様が、氷帝学園の王様だ!」





そう言って、王様は笑った。
こんな人間を、私は初めて見た。そして、恐ろしい程の拒絶反応が発生する。
そして私は彼の顔を見て、青ざめてこう呟いた。


「どんなんだよ……」


そんな言葉も、彼の高笑いによって静かに消えていく。
多少、鳥肌が立っているのは気のせいではないはず。






この瞬間、私はもう彼に関わる人間とは関わらないと心の奥深くで決心した。
だが、彼女はまだ知らない。この入学式が終わった後、この様な個性的な人間と暮らすと言う現実を。






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