復活2

□卒業...
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 ―3月末―


いつもと変わらない日々、しかし今日は卒業式だ。




綱吉には関係のないことだが、今年は違った。


「やぁ、迎えに来たよ。」




本当にきやがったよ、みたいな雰囲気を漂わせている綱吉に雲雀が声をかけた。




それはこの前のことだった。



「えぇええ!雲雀さん、卒業するんですかっ!?」



「あぁ、そうだけど、そんなにやめないでほしいの?」






「んなわけありません!今までずっと並中にいる風紀委員長の雲雀さんがいなくなるのは意外と言うか・・・
まぁ、中学は3年で終わるのが普通なんですけどねっ!!」



「僕は群れるのが嫌いだから僕だけの特等席っていうのを用意したんだ。」


「って、身勝手すぎるよ!!」



「あ、そうそう、特等席っていうのは僕と沢田だけの席だからね。」



「だからそれを身勝手って言うんだよ!」




「まぁ、沢田が抵抗するなら咬み殺すまでだけどね、覚悟しててね」



「ひいいいいぃい、行きます、行きますって!」



「うん、んじゃ、当日に迎えに行くからね」




「・・・はい。」







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