星の輝きと僕等の青春
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俺が美月と出逢ったのは、
まだ俺達の物心が付く前の話だ。
俺達の家は隣同士だった。
俺の母親と美月の母親は
凄く仲が良くて、
1年前に生まれた美月と、
俺をよく遊ばせていた。
小学校も一緒だった。
いつもお互いの家に遊びに行ったりしていた。
美月は、いつも優しく、明るかった。
そんな美月に、俺は小1位の頃から
恋をしていた。
自分でも、今思い返すとませているなと
少し思う。
でも、本当に好きだった。
美月を想う事に対して、
小4位までは何も思っていなかった。
しかし、俺が小5、美月が小6の時、
美月が変わってしまった。
優しかった瞳は偽物のように
光の無い瞳に。
明るい表情は、まるで人形のように、
無表情になった。
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