星の輝きと僕等の青春

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あのあと、皆で錫也君特製の
とても美味しいお弁当を食べた。

教室に戻る途中、羊君に
聞いてみた。

「羊君、」
「何?美月。」
「羊君って、フランス出身?」
「そうだよ?」

「もしかして…」
「?」












「アンリ君?」

「何でその名前、知ってるの?」

「私、フランスに行ったことがあって、
その時羊君のご両親にお世話になったの」

「!じゃあ、君があの美月なの!?」
「うん、そうだと思うよ」

「父さんが言ってたんだ、とても優しくて可愛い日本の女の子が来たって」


「会いたかったんだ、その女の子に」

そう言った羊君は、私をぎゅっと抱き締めた。


「…私も、羊君に会えて良かった。」


羊君に応えるように、私も羊君の背中に手を回した。








そのあと哉太君と錫也君に無理矢理剥がされたけど。


何でだろう?



そのことを琥太郎先生に話したら、
顔をぺちっと叩かれて、
『これ以上敵を増やさないでくれよ』
と言われた。




皆の言動は不思議だ。










授業とHRが終わると、龍之介と弥彦君に一緒に部活に行かないかと言われた。


勿論、と答えてから、3人で神話科に向かった。


神話科に向かった理由は2つ。

1つは隆文君を迎えに行くこと。
2つ目は颯斗君に、生徒会が無いか聞くこと。




いざ、神話科へGO!!



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