女体化No,2

□感じていたい
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政:律、買い物に出掛けないか?


突然、買い物に行こうと言われ少し驚く私。


律:今晩の食材を買いにでも?


今日はお休み。前々から分かってはいたが、特に何も予定を立てず家でのんびりと過ごしていた。


政:違う、近くにショッピングモールが出来ただろ? そこだよ。


今は午後2時近く、お散歩ついでに今晩の買い物かと思ったのだがどうやら違ったみたいだ。


律:ショッピングモール…? ああ!


すぐにはピンとこなかったが、そういえば少し前に木佐さんが言っていたような気がする。


政:思い出したか? 

律:はい。でもなんで突然?

政:最近寒くなってきたし、何よりまだ冬物の服を一着も買ってないから、デートがてら一緒に服でも買おうかな〜って思っただけ。

律:なるほど、それは良いですね!確かに最近肌寒くなってきましたしね。

政:だろ?だから今から行こうぜ。

律:わかりました。じゃあ着替えて準備してきますね。

政:分かった。でもあんまり時間かけるなよ?

律:分かってます。軽く化粧をし直すだけですから!

政:わかったよ。


そう交わして私は寝室へ行く。

鏡の前に座り、髪を軽く梳きなおす。首あたりまでしかない髪の毛は本人に似てなのか、あちこちにうねっている。

アイロンでもかけるか悩んだが、あまり時間をかけられないので花のついたピンをとめるだけにした。

ここからは化粧直し。
私が使っている化粧品は、前に木佐さんが教えてくれた物。使ってみると化粧のりがよく、直す時も簡単なので今ではすっかり愛用中だ。

そして顔は終わったので後は服だ。

あれこれと悩んだ結果、秋らしく、上は茶色のセーター、下は黒のロングスカート、にした。

この服なら多少外に出ても寒くはないだろう。

そしてクローゼットから、薄い茶色色のショルダーバッグ取りリビングへ向かった。
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