dream/short ブック
□過去拍手文倉庫
1ページ/7ページ
【髪に未練】
気付けば毛先が背中の真ん中ほどまで伸びていた。訓練でも邪魔なだけだし、なにより暑苦しいので思い切って肩のあたりまでばっさり切ると、リヴァイが似合ってるがあの手触りがなくなったかと思うと少し勿体なかった、と惜しむように言ったから。
私まで切らなければよかったかなと思ってしまったのだ。
そして今、あの長さに戻るのはいったい何時だろうかと思いながらまた髪を伸ばしている。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ