11/07の日記

07:41
学アリ→戯言
---------------
ーー畜生…!!初校長のヤツ、絶っ対許さない!!

散々裏の汚い仕事さて命削らせやがって……!!お陰で16年で生涯終えそうだよ!

………ごめんね、棗ーー
私が、守ってあげるって言ったのに…あの糞校長から解放出来ずに死ぬっぽい…



「姉貴!」

「ぅ…な、つめ……?」

「死ぬなよ!

頼むから……死なないでくれ……」


いや、無茶言わないでよ…

「ご、めん……それはちょっと、無理、っぽぃ…

さぃ、ご…まで……、守れな…く、て、ごめ、ね…」


ほんと、ごめん…
多分これが最後だろうから、今までで最高で最悪の贈り物をしてあげるよ。


「棗、さぁ……私が、もし、いな、くな…たとして、もさぁ……

ーー生きて、ね…?抜け殻、みた、じゃなく…ちゃんとっ!
でも、ま…一週間…まで、なら、赦…す……」


やっば…目の前が、もう見えない……


「これ、わったしから、の…餞、別…ね?」


手渡したのはリング。
完璧に純粋にアリスストーンだけで作った月を模したリング。

渡した途端に棗は光に包まれた。

その光は守る為の力。
棗が最初に望んだ力になる。



「わ、たしっからの、餞別は、こ…の…ふた、つ…。
棗、お前、は!自、由…に……生、きろ!!」



ーーーそして私の視界はゆっくりと閉ざされた。
悲痛な哀叫をBGMにーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーー
学アリの棗の5才上の姉設定。
言霊のアリスと治癒のアリス保持者。

無茶苦茶難易度の高い任務をやって、最後の最期で失敗。
で、なんでか弟の棗が駆けつける←

餞別という名の形見と新しいアリスをあげて死ぬ。



生まれ変わったら、戯言の世界に転生していたってオチ。転生の反動か、泣けなくなった。
アリス健在。唯一鏡でも無いのにいーちゃんの無為式に巻き込まれない人。でも自分から首突っ込む。

元々頭が良かったからER3行ったり、≪仲間≫に誘われたり、十三階段に誘われたり…

でもやっぱ裏世界の住人じゃなくて表世界の住人。運動神経は良いが戦闘力は皆無。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ