□染め上げて
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「…っう…、っん…、だめ、です、クラぁ、トスさ、ん…」
「クレス…」
純粋で綺麗な瞳は、目の前の赤髪の男を映していた。彼の言葉に耳を傾けようとしない目の前の赤髪の男は、行為を更にエスカレートしていった。
「…うっ、っん、はんっ、止め、ひっう…」
「私はお前が愛おしく誰にも渡したくないのだ…、こんな顔を見れるのは私で居させてくれ…」
「…うっ、っん、はんっ、止め、ひっう…」
「私はお前が愛おしく誰にも渡したくないのだ…、こんな顔を見れるのは私で居させてくれ…」
「…んぅ、あっ!そこはっ…!」茶色の純粋な瞳が、目の前の男を訴えかけるように見つめたが、逆効果だった。男の行為は益々進むばかりで、彼が落ち着いて呼吸できる暇はない。
「…クレス…、すまない…。このまま続けさせてはくれないか?」
そう言うと、赤髪の男は更に深く口付けた。

彼等の行為は朝まで続いた。


…end.
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