夢小説

□家族が増える
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俺の大好きな大好きな紬に赤ちゃんが出来て10ヶ月ちょっと

今日は予定日

家族が増える日



俺は家を出て、仕事場の誠凜高校へ軽い足取りで向かう




「どんな子供だろうなぁ〜」



にへにへ…

うん、顔が緩みっぱなしだ



高校へは歩いて行ける距離で、途中日向とばったり会う

日向も高校の教師をしている



「なにを朝からニヤニヤしとんじゃ、おのれは」

「だって、今日紬の予定日なんだぜ?
早く仕事終わらせて紬の所に行かないと」

「あぁ、もうそんな頃か…。お前が父親とか想像出来ねぇ」




日向に言われて気づく




「そうか、俺は父親になるのか」

「気づくのおせぇ!!!」

「俺は、日向が高校の先生になるなんて想像もしなかったけどな」

「余計なお世話だ!ダァホ!」




朝から日向に怒鳴られるけど、俺はまったく気にならない

まぁ、前からだけど

今日に至っては教頭から叱責があっても笑顔でいられそうだ



「その緩んだ顔を止めろ」

「これはもうしょうがない」



俺は目をキリっとさせて日向を見ると、ため息を吐いて



「はいはい」



と、言い「きっと可愛いんだろうな」と目線は前に向けて言った




「きっとじゃないぞ!!
絶対的に可愛いに決まってる!!!!!」

「もうすでに親バカだな!!!」














【家族が増える】










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