夢小説
□笑顔の君を守るには
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「紬っち〜!
好き、好き、大好きっす!」
「私も黄瀬君の事大好きですよ」
練習中、俺がバスケ部のマネージャーで彼女の紬っちに後ろから抱きつく
横から表情を見れば、はにかんだ笑顔で俺は幸せな気分になる
「紬っち、他の男に好きって言っちゃダメっすよ?」
「はい!」
ニコリと笑う紬っちはマジで天使!!
バスケットコートの脇で、紬っちを抱きしめていたが
そんな俺たち、主に俺を笠松先輩が見つけて走ってきたかと思えば
得意技の跳び蹴りを俺にくらわせる
「黄瀬ぇー!毎日練習中に紬に付きまとうんじゃねー!!」
「痛いっす!」
「お前さ、紬にくっつき過ぎなんだよ!練習中だぞ!」
「いてて…」と、蹴られた背中を擦りながら立ち上がれば、笠松先輩はどさくさに紛れて紬っちの肩を抱き寄せていた
「何をどさくさに紛れて、紬っちの肩を抱き寄せてるんすか!?」
「あ!?別にいいよな?俺は紬の事好きだぜ」
「私も笠松先輩好きです」
「ダメーーー!!!
紬っち、俺以外に好きって言っちゃダメって言ったばっかじゃないっスか!!」
【笑顔の君を守るには】
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