夢小説
□似た者同士
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「黒子くん、お疲れさま。
はい、ドリンク。先輩方も」
「ありがとうございます。紬さん」
練習が一段落し、休憩した黒子くんと先輩方にドリンクを手渡す
「おい、紬!俺のは!?」
「あんたのはアッチにあるから」
「なんで俺のだけ体育館の隅っこに置いてあんだよ!?」
私が、隅っこに置いてあるドリンクを指差すと火神は地団駄を踏む
「だって、火神の分まで持って来れなかったんだもん」
「なんで!?」
「いいから、ほら、持って来て」
「チクショー!
紬、いつか見てろよ!!」
涙ぐみながら火神は「バーカ、バーカ」と幼稚な事を言い走ってドリンクを取りに行く
「バカにバカって言われたくない!」
「んだと!?お前だってテストの点数ワリーじゃねーか!」
「火神より良いもん!」
体育館の隅っこにいる火神と怒鳴り声で言い合う
そんな姿を見ていたバスケ部員は
「「もう付き合えばいいのに」」
【似た者同士】
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