BLACK BIRD
□テンソンMAX
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――カランカラン
『あれま。桃城くんかわいそう。』
鬼「お前の両手首は完全にイカレた。」
勝負アリだ。
そう言った鬼さんと私。
みごとに被りましたー。
手「いいえ、まだまだですよ。」
手塚くんが言ったと同時に私は顔をあげた。
『な、なんで!?』
手「彼は青学のクセモノなんですよ。」
そう言った手塚くんは少し笑っていた気がした。
いや、めっちゃわかりづらいねんけどな。
『でもあのイカレた手首でなにができるんだろうね…。』
白「まぁ見とってくださいよ。」
『あ、白石くん。こんにちは。』
白「横ええですか?」
『あ、うん。どうぞ。』
鬼さんは何回もブラックジャックナイフをだしていた。
桃城くんは何回も打ち返そうと頑張る。
私も頑張らないとね。