03/12の日記

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マツリカの炯―kEi―天命胤異伝―胡青凛―。
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発売日当日には手元にあったのですが、『剣が君』が終わっていなかったためにプレイするのが遅くなりました。
今回は『マツリカの炯―kEi―天命胤異伝』という、オトメイトさんの新作をプレイしていきます!
結構評価が高いらしく、私も適度な期待で進めているのですが、中華ファンタジー風で今までやったことがない(かもしれない……?)かんじで、
楽しそうだな、というのが今の印象ですね!

【あらすじ】
人と仙と聖獣とが息づく世界。
竹林に咲く茉莉花に隠された秘境・マツリカ村に、1人の娘がいました。
彼女の名はナーヤ。
瞳に「炯眼」と呼ばれるものを宿した彼女こそ、村の一族の命を繋ぐ「火」をもたらす者。
宝玉鑑定士である彼女の炯眼によって「火貿易」が行われるために、火を嫌う「蛍聲(けいせい)」を祀るマツリカ村では、
三月で絶えてしまう火が何よりも貴重であり、炯眼持ちの彼女もまた村にはなくてはならない存在でした。
ですが、彼女が成人を迎える景星節で、すべての因果が巡り始めることに。
禍福の風が吹き荒れて、古の調べが重なり合う。
けして手折ってはならぬ秘境の花を連れ去るのは、誰なのか。
血胤を受け継いだ者たちの、異なる使命が動き出す――。

【胡青凛】
初手は、胡青凛さんに挑みました!
実は初手を別のキャラで決めていたのですが、攻略制限がかかっていたために急遽この方で始めさせていただきました。
青凛は月下ノ国の胡王朝第一公子という立場であり、次期国王となるとても身分の高い人だったのですが、
実は青凛の父親である応曜が彼をいたく嫌っており、朝議にも出席させず学問や剣術を学ぶ機会を悉く奪っていたのです。
青凛がそれに気づいているものの、父が自分のためにとつくってくれた好六房(宮廷暮らしの青凛が退屈しないようにつくられた6つの施設)を拠り所に、
父が自分を愛してくれた証だとして自身を慰めるようにしていたのです。
たぶん、この王も青凛を愛してはいるだろうけど何か事情があるのかな、と思っていたのですが、普通に覆されてクソ親だったなと思ってしまいましたね(笑)
月下(ユエシャ)の庶廓(月下ノ国・王都の庶民が暮らす区画)で青凛を助けたことによって、
ナーヤちゃんが青凛の客人として宮廷へと招かれるのですが、村から追い出されて行き場を失ったナーヤちゃんが宮廷で暮らすうちに、
青凛の前で村で歌っていた蛍を集める歌を歌っていたところを宮廷の者に見られ、それがきっかけとなって王から「宮廷歌師」としての地位を与えられ、
公に宮廷にとどまることを許されるようになりました。
これでナーヤちゃんが宮廷で窮屈な想いをしなくて済む、と喜んだものの、その実情は王に迫る「陰」を追い払う力がその歌にあるとして、
男児を求めた子作りを励んでいる王の私室に呼ばれたナーヤちゃんに、その場で歌うよう命じるためでした。
普通に考えて他人がヤッている場に呼ばれるのは嫌だし、でも王だから断れないしで、板挟みになるナーヤちゃんがかわいそうでしかなかった……。
ここではまだ、王が第一公子の青凛がいるにもかかわらず男児を求める狂った行動の意味はわかっていないのですが、
青凛が生まれる前に亡くなった青凛の兄・紫惺が生きていた、という知らせが突如もたらされ、これをきっかけとして王の行動の意味、
月下ノ国の創設者・胡雲曜と四聖獣・応龍の物語の真実、青凛の正体、というのが怒涛のように展開されていきました。

すべての因果が関係しているのですが、まず胡雲曜が四聖獣の応龍と共に国を創った、という話自体が嘘で、
実際は雲曜が応龍の「龍珠」を奪うために仕組んだ罠に応龍が嵌ってしまったこと、それがきっかけで応龍を殺した胡一族を恨んだ仲間の龍たちが一族を祟るため、
応龍の復活のための霊力を集めるために一族の男児を殺していたこと、
今回、応曜の下に生まれた男児・紫惺の命で一時は静まったものの、青凛が生まれたことでその牙が応曜に向かったことがわかりました。
で、なぜ胡一族の男児である青凛にそもそも牙が向かなかったのか、というのに疑問がわくのですが、この青凛こそ「応龍」だったのです!
この事実を知った時はびっくりでしたね、いきなりファンタジーになって(笑)
今まで王朝の陰謀のあれやこれやで、紫惺を騙る男が現れた(こいつは本当に偽物でした)ぞと思ってまたもや陰謀が……、と思っていましたら、
まさか青凛が応龍で、とか聞いてない……(笑)
この後は権力に溺れた人間たちの汚い争いを見ていくことになるのですが、青凛が燕來に
「天赦決戦」(無益な血を流させないために、どちらかが死ぬまで続けられる将同士の戦い)を挑み、綺麗な勝利を遂げてくれるのです。
玖家の追放を命じたために燕來とはもう会えなくなってしまうのですが、「良き友だった」と涙を流す青凛にこっちもつられて泣いてしまいましたね……。
そういや、本当に紫惺を騙った男が何をしたかったのかは描かれていないんですが、後に回収されるのかな……。
燕來に問われて「何も」と言っていたのですが、それだけで王族を騙るかね、と気になりすぎてしまいますね。
あと、本当にスチルが全部美しすぎた……幻想的でしたね。

さて、何かどうやらまだルートは開けないようなので、次はルヲにいきたいと思います!
それでは、お目通しありがとうございました!

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