AUTBstory
□緑色の歓声
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ある晴れたなんの変哲もない…
いやありすぎるけどそこはおいておこう。
まぁ、ある晴れた日のことだ。
「ふぅ…なんか相撲してぇな〜っと…お!リク!ちょうどいい所に!相撲しようぜ!!」
「げっ!村長…嫌ですよ…それに俺これから打ち合わせが…」
「大丈夫大丈夫!まず四股の踏み方から教えてやっから!」
「いやいやいやいや!人の話聞けよ!これから仕事なんですよ!離せ!ぎゃあああああああああああああ!!!!」
そんなやりとりをこっそり覗いている人影が…
「『はぁぁぁぁぁぁ村長今日もかっこいぃぃぃぃぃ!!!!』」
「あの爽やかさ!」『あの目つき!』
「『たまんないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』」
「おいお前ら丸聞こえだぞ…てか見てたなら助けろよ!!」
「おっ!P子に姐御!お前らも一緒に相撲すっか?ん?」
「きゃーっどうしよう姐御!村長に見つかっちゃったわ!」
『どどどどうする!?アレやっちゃう!?やっちゃう!?』
「きゃーー!!とうとうアレをやるのね!やろうやろう!!」
「アレ?相撲か?やる気満々だな!よし、俺に任せろ!!」
「じゃあ俺はこれで…」
ガシッ
「何言ってんだよ〜リク、お前も一緒に教えてやるから。拗ねんなよって!な?」
「拗ねてねぇよ!仕事行くんだよ!」
「どうどう」
「…っ!暴走してんのは俺じゃなくてあいつらだー!!」
「じゃあ村長、ラストサムライの所に行きましょう!」
「ラストサムライ?お!あいつも相撲やりたいって言ってんのか?仕方ねぇな〜今日は相撲教室だ!!」
『リクにも頼みたいことがあるから一緒に来てくれる?』
「えっ……姐御の頼みじゃ断れないな(後で何されるかわかんないし)…わ、わかった。打ち合わせは変更しとくよ。」
「「『やったーーーー!!』」」