dre☆am 鬼灯の冷徹
□ドッキリ
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今の時刻…
2時半、
どうしたことでしょうか、彼女がきません。
私に隠れて何を…
彼女に限ってそれは、ないでしょう。
…3時
……3時半
………6時
あと、30分で私は帰ります。はぁ…
「大王…」
「どうしたの鬼灯くん?」
どうしたのじゃねーよ!
ぶんっ
「い…痛いよ鬼灯くん」
「私の名無しさんはどうしたのですか?」
「え!?鬼灯くん聞いてないの!?」
はぁ?
「名無しさんちゃん今日休みだよ?昨日言われてね…困るけど、いいよって言ったんだけど」
「知りませんよ!!名無しさんどうしたのでしょう…
私も帰ります」
あぁ…どうしたのでしょうか
「鬼灯くんだめなんだよ、帰してあげたいのだけどね?」
この、大王(アホ)なに言ってんだ
「名無しさんちゃんに止められてるんだ、鬼灯くんはいつも通り働いていつも通り帰してって、残業はさせないでって」
「分かりました」
あと、15分の我慢だ
「大王しっかり働いてくださいよ、残業はしないんですから」
「え〜、」
ヒュンー
ボールペンが大理石に刺さった
「…」
「ごめん…なさい」