遊戯王ZEXAL外伝～暗黒機皇帝来襲!～
□プロローグ
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夜の暗い森の中に黒いローブと仮面を被った者がいた。
｢くははは…ようやくだ…。ようやく力が目覚めた…。｣
黒い仮面は右手を握り呟いた。
｢くははは…。50年前は不動遊星に阻まれたが今度こそ世界を闇に落としてやる…。｣
黒い仮面は闇の中に消えていった…。
一方、
とある部屋で一人の女性がパソコンに向かい合っている。
｢よぉ、お疲れさん!｣
すると扉から一人の男が女にコーヒーを差し出す。
｢ありがとう。｣
女はありがたく受け取った。
｢どうだ？期待できそうか？｣
｢ええ。 もちろん。｣
パソコンには１ヶ月前のデュエルカーニバルの決勝戦の画像が映っていた。
男は画面を見て、
｢このロン毛、期待出来そうだよな。 なんたってアジアチャンピオンのⅣを倒したくらいだしな。｣
｢そうね。でも私はこの子かな。｣
女は一枚の画像をクリックした。
そしてあるデュエリストが映っていた。
そう、
九十九遊馬。