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□いつもどうりの
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「太子! いつまでグズグズ寝てるんですか! 置いてきますよ!」

「ちょ おまっ まって…」

「毎朝毎朝どんだけ僕を待たせる気ですか!」


……僕は、あれからこの日本という国の偉い職に就いているらしい太子の手伝いをする『遣隋使』という職に就かせてもらっている。

遣隋使といっても、太子の世話係みたいな物で…


「なーに妹子ぼーっとして… 私のかっこよさに惚れ」

「惚れる別けないでしょう」

ピシャリと言い切る。

太子は短く「おまぁっ」悲しそうに叫んだが…

これは僕らにとって挨拶。

すぐに太子はニコニコと笑って切り替えしてきた。

「妹子! 今日は四つ葉探しに行くゾ!」

「そうですね… 今日の分の仕事が終ったら行ってきてもいいですよ」

「『行ってきてもいいですよ』って、妹子も一緒に行くんだぞ!!」

子供見たいに頬を膨らませて言う。

「はいはい…」

飽きれ顔を作りながらも、内心僕の心は躍っていた。


今日も一日頑張るかな。


僕の新しい生活。

なのに



懐かしい感じがするのは何故だろう。




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