光の道を刻む物語
□第１話 出会い
1ﾍﾟｰｼﾞ/8ﾍﾟｰｼﾞ
〜勝人〜
俺は学校の裏にある桜並樹でまんじゅうとお茶を飲み食いしながら桜を眺めていた。
紙コップにお茶を入れながら空を見上げると桜が雪のように降り注いだ。
コップの中に桜の花びらが入った。
俺はそれを気にせずに俺はそれを飲み干した。
？｢うわあああああああ！｣
俺は上を向くと体の小さな女の子が木の上から落ちてきた。
俺は慌てながらその子の体をうまくキャッチした。
勝人｢あっぶねー。｣
俺はそう言いながら女の子の体のキャッチした部分を見て俺は顔を真っ赤にした。
なぜなら胸に片手が当たっていた。
俺はカバンからタオルをビニールシートの上に置いた。
女の子はまったく起きる気配がない。
俺は紙コップの中にお茶を入れた。
？｢ん？｣
ようやく女の子は目が覚めた。
勝人｢お、ようやく目が覚めたか？｣
俺はまんじゅうを食いながらそう言った。
？｢あ、はい。｣
俺はカバンから紙コップを取り出した。
そしてお茶を入れて女の子に手渡した。
？｢あ、ありがとうございます。｣
お辞儀をする女の子に俺はまんじゅうを女の子に渡した。
勝人｢まぁ、まだ学校に行く時間じゃないから食え。｣
俺はそう女の子に言った。？｢あ、はい。｣
俺は桜の木に背中をくっ付けて空を眺めた。
俺達はこの日初めて出会った。
そして歯車は動き始めた。ゆっくりと。
新たな時を刻みながら。