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□00 ハッピーネクスト2
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※前置き※
今作の時系列は前作と同様に、アニメ最終回後(※ただし劇場版ネタは未観のため含みません)。
キャンディはメルヘンランドの女王の称号を持ちながら、星空みゆきと平穏に暮らしている。
また、ウルルンは日野あかねと、オニニンは黄瀬やよいと、マジョリンは緑川なおと、ジョーカーは青木れいかと、それぞれ暮らしている(理由は後述の※カップリング※を参照)。
ちなみに、みゆきたちはプリキュアに変身できない設定だが、特異な力を振るうことは可能(詳しくは後述の※プリキュア※を参照)。
※今作の大前提※
詳しくは前作の物語を参照。
バッドエンド王国の三幹部だったウルルンたち三人は失った寿命を取り戻すため、みゆきたちとジョーカーの力を借りて延命するために日々奮闘中。
そんな中、ネバーランド出身の永遠の少年“ピーターパン”が現れる。
彼は、マッチ売りの少女、人魚姫の王子様、三匹の子豚の末っ子ブタ、の三幹部に加えて、三幹部を束ねるリーダー兼相棒のティンカーベルと共に、あの手この手でみゆきたちに襲い掛かる(詳しくは後述の※オリジナルキャラ※を参照)。
ピーターパンとの戦いを続けながらの、みゆきたちとウルルンたちの交流を書き綴った物語。
※オリジナルアイテム※
・ハッピービーンズ
夢や希望や幸福を意味する“ハッピーエナジー”が凝縮されているカラフルな粒。
大きさは豆粒大で、二回りほど大きなアクセサリービーズのイメージ。
善行などを働くと、後述するスマイルグラスの中に自然と溜まっていく。
・スマイルグラス
グラスという名称だが、実物は中身が空洞のガラス玉のようなもの。
大きさはサッカーボールほどで、典型的な魔女の持っている水晶玉より少し大きいイメージ。
持ち主の良心や善意に共鳴してグラスの中にハッピービーンズを溜めていく機能を持っており、グラス一杯にハッピービーンズが満たされれば一つだけ望みを叶えてくれるという。
ウルルンたち三人は自身の延命のために、スマイルグラスの中身をハッピービーンズで一杯にしていくことを目標にする。
・白紙の絵本
かつての“闇の絵本”と物自体は同様だが、闇の黒い絵の具の代わりに“未知なる白い絵の具”を用いて扱う。
ジョーカーを除いたウルルンたちが一冊ずつ所持しており、全部で三冊存在する。
・未知なる白い絵の具
白紙の絵本のページに塗ることで、周囲にいる生き物たちから未来への可能性の力を少しだけ分けてもらうことが出来る(その生き物たちの未来を奪うわけではない)。
これによって、ウルルンはウルフルンに、オニニンはアカオーニに、マジョリンはマジョリーナに、それぞれ変身することが出来る(ただし変身していられる時間は限られており、分けてもらった未来への可能性の力が多ければ多いほど長持ちする)。
※プリキュア※
みゆきたちはプリキュアに変身できないが、その代わりにプリキュアの頃に振るっていた力の一部を扱うことが可能で、言うならば“超能力者”に近い体質と特異能力を得ている。
みゆきは光、あかねは炎、やよいは雷、なおは風、れいかは氷、など主な特異能力はプリキュアの頃と変わらない。
また、ウルルンたちはみゆきたちのことを名前で呼んでいる。
※カップリング※
今作には、星空みゆき×ウルフルン(ウルルン)、黄瀬やよい×アカオーニ(オニニン)、青木れいか×ジョーカー、のカップリング要素を含みます。
これは完全にASの趣味です。
ちなみにウルルンは最初、星空家に居候する意思を示していたが、既に星空家にはキャンディがいることと日野家に妖精がいなかったことから、ウルルンが妥協して日野家に住むことにした経緯がある。
加えて、行き場をなくしていたジョーカーを青木家に招き入れたのは、れいか自身の意思だったりする。
※オリジナルキャラ※
・ピーターパン
言わずと知れた、大人になることがない“永遠の少年”本人。
深緑色の衣服に赤い羽根を装飾した緑色の帽子、腰には短剣と笛を下げており、焦げ茶色のズボンと靴を履いている。
ネバーランド出身で、その世界の王様であり神的存在。
お調子者且つ冷酷な一面があり、残酷な行為も心から楽しむ非情な性格の持ち主で、ティンカーベル曰く子供を殺した経験もあるらしい。
“最高の結末(ハッピーエンド)”だろうと“最悪の結末(バッドエンド)”だろうと関係なく、その物語が迎えるべき“真実の結末(トゥルーエンド)”に固執しており、ハッピーを主張するみゆきたちや、バッドエンドに生きてきたジョーカーなどを快く思っていない。
また不可思議な存在は自分だけでいい、という考えからプリキュアの力を振るっていたみゆきたちの命を狙っている。
秘めている力は強大で、傲慢と虚飾と欺瞞を司っている。
・ティンカーベル
ピーターパンの相棒を務める少女。
手の平に乗るほど小さな体を持ち、絵本に登場する妖精のように空を飛びまわることが出来る。
ネバーランドの三幹部を束ねるリーダーの役目も担っており、表舞台で前に出てくることはなくても陰ながらの全力支援は欠かさない。
リーダーを務めるだけの実力も相当なもので、恐怖と憂鬱を司る力を秘めている。
・マッチ売り
絵本“マッチ売りの少女”に登場する、主人公の少女。
ネバーランドの三幹部の一人で、ボロ服を着込み、マッチの入ったカゴを手に下げている。
バッドエンドを迎えたにもかかわらず、自分が死ぬ結末で人々が感動した結果を不服に思い、やり場のない怒りと他の者への妬みで満たされている。
一度はみゆきの優しい心に触れて浄化したように思われたが、ピーターパンの魔手によって再び邪心をくすぐられてしまった。
マッチを扱った炎熱魔法を得意とし、憤怒と嫉妬を司っている。
本名はマッチィ。
・王子様
絵本“人魚姫”に登場する、主人公の人魚姫に恋をした王子様。
ネバーランドの三幹部の一人で、長い金髪と青色を基調とした王子様らしい正装を着こなしている。
泡となって消えてしまった愛しい人を前に、結ばれなかった自分の恋を自分自身で嘆き続けた挙句、女性に対する関心が大きく歪んでしまった残念なイケメン。
その歪みは物語にも大きく影響を広げてしまったようで、王子様の身でありながら海の生物を操ったり水の魔法を得意とするばかりか、不死身に近い身体能力まで秘めている。
色欲と強欲を司っているが、女性に対する欲求の方が勝っている。
本名はプリンス。
・末っ子ブタ
絵本“三匹の子豚”に登場する、レンガの家を作った三匹目の子豚。
ネバーランドの三幹部の一人で、子ブタとは言えないほど丸々と太った大男の容姿をしている。
実は“三匹の子豚”の原典とされる物語の登場人物であり、二匹の兄ブタをオオカミに食べられてしまった悲しい過去を持っている。
だがその代わり、襲い掛かってきたオオカミを逆に食い殺してしまうほど凶暴な力を秘めており、太った見た目に反して瞬間移動と見間違うほどの超高速移動を得意とする。
また体の頑丈さにも自信があり、司っている暴食と怠惰を大いに振るって戦いに挑む。
本名はピグー。
・本条カー徒
読みは、ほんじょうかーど。
マジョリーナの“ニンゲンニナ〜ル”を借りたジョーカーが、道化師の姿から一人の男性へと変身した際の名前。
ドミノマスクを外した際の顔立ちは整っており、宝石のように透き通った水色の瞳を持つ美青年となる。
前作では赤、青、黄色のオールバックな髪型に執事服を着て登場した。
だが、この表記はジョーカーが変身している面影を残すための処置に過ぎないため、実際のオールバックの色は褐色、群青色、黄土色などの暗いイメージの色合いが正解。
・飴玉クル味
読みは、あめだまくるみ。
マジョリーナの“ニンゲンニナ〜ル”を借りて、キャンディが人間の姿へと変身した際の名前。
中学生を自称するが、どう見ても小学生レベルの容姿でしかなく、言動も子供っぽい。
前作で登場させる予定だったが、キャンディの分の“ニンゲンニナ〜ル”を用意する展開や、人間に変身させたところでの利益が見い出せなかったためボツになり、未登場に終わった不遇の設定。
今作の展開次第では登場の余地が残っているかもしれないため、ここで一応紹介しておく。