俺がお前に!!
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「よっっっく飽きねぇな!!」
ゲーム開始から数日後、赤也は怒っていた…というより、呆れていた。
「毎朝毎朝俺が登校するのを待って、昼休みも俺の教室まで・・・っていうか俺の隣まで来るし、
帰りだって俺の部活が終わるまでずっと見てて、帰りも一緒で!!」
本当にそうだった。
ゲーム開始以降、毎日いつでもどんな時でも赤也の隣には優奈がいる。
学校生活ではもちろん、土曜日に赤也がゲームセンターに行こうものならずっと隣に座っているのだ。
『…飽きるわけないでしょう』