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*2005.09.15〜12.29*
あとどれくらいの距離を
えがいて選び取って
ての中の重たい荷物を
うれいて慈しんで
れきしの重さとか
しりもしないで
いまだって積み重ねてる
*2005.08.18〜09.15*
アナタのいない毎日は
三流ドラマよりも退屈
*2005.04.21〜08.18*
ふと見上げた空には
何の答えもなくて
そこに広がるのは
禍々しいほど青い空
淀んだ空気を溶かす雲
*2005.02.23〜04.21*
1+1より単純で
相対性理論よりも複雑
あなたを愛してる
*2005.01.31〜02.23*
傷つけられて傷付いて
戦い抜いたアタシの心
強くなった筈だったのに
アナタの声に泣きたくなった
*2005.01.21〜01.31*
とろりととろけるあたしの中指
人差し指が雲を辿って
小指がそっとあなたを想う
*2004.12.16〜2005.01.21*
操り人形操る人形
くるりと回ってふわりと挨拶
きちりきちりとネジが泣く
*2004.11.12〜12.16*
こころひとつ、もとめた。
こころひとつも、とめた。
何も飾らないただ一つの言葉を
どうか道標に。
*2004.11.03〜11.12*
幸せのアルゴリズム。
効率性を求めたり出来なくて
能率とは遠いところでほくそ笑む。
つむじ風の起きた帽子屋で、
僕は暖炉の火色のフェルト帽子を頭に乗せた。
*2004.10.22〜11.03*
ありがとう
ありがとう
ありがとう
君が生まれたことにではなく
出会えたことにこそ、
心から感謝を。
(例えば奇跡があったとして)
運命も必然も見えないから
(そこに何者かの力が働いていたとして)
ただ、そこにある君にこそ
(策略でも謀略でも)
一番きれいな気持ちを送ろう
(出会えないよりも全然まし)
*2004.10.02〜10.22*
君がいることを当然だと思った
それは傲慢な愛おしさで、
涙が出るほど幸せなものだった
だから君がいることのその奇跡を
君がいることのその軌跡を
忘れて、忘れないで、愛おしんで
いと、惜しんで
*2004.9.17〜10.02*
あの人は私に幸せを売ろうとしたの
だからあたしは断った
あの人は私に愛を売ろうとしたの
だからあたしは笑ったわ
そうしてあの人は言ったの
愛してくれ
I am in love.
*2004.9.04〜9.17*
嬉しい時に嬉しい顔しか
悲しい時に悲しい顔しか
怒れる時に怒れる顔しか
出来ない。
それが私のささやかな強さで、最大の武器でもある。
楽しさが運命を壊して、掌に集めた感覚だけが朝を知っていた。
とても激しい人と出会った、今日、その時から。
*2004.8.16〜9.04*
さよなら
さよなら
さよなら
君を愛してた、とか、愛してる、とか
口に出したら
君の顔はどう歪むだろう
そうして僕は君を手に入れる
*2004.8.01〜8.16*
雑草のようだったけれど
何より力強く咲いていた。
僕はその花を引き抜いて
誰より強い君にプレゼントしたんだ。
こういったエゴイズムを
僕は時々好んでいる。
*2004.7.19〜8.01*
アタシはいつだって直球勝負。
アナタが変化球だから丁度良いんじゃない?
そう言って笑った君。
消える直球は魔球って言うんだって
教えてやりたいけど
それ以上にキスの方が魅力的。
*2004.7.02〜7.19*
知らない道に、とても素敵な風が吹いていた。
歩いていった先には、とても素敵な木があって
そしてそこにはアナタが居たの。
無条件こうふくってヤツよ。
降伏/幸福
*2004.6.14〜7.02*
食事をとるよりも
君を愛でていたいけど
実際そんなことをしたら共倒れだしね。
「まぁ、ソレも良いんだけどさ」
*2004.6.08〜6.14*
月をアナタに見立てた。
見つめていたら
暗雲立ち込めてくるなんて
腹が立って、電話を手に取る
そして言ってやるのよ
「さみしい」
*2004.5.29〜6.08*
落し物があるとしたら
拾い集めるよりもその目に焼き付けて
そのまま脳に現像
二度と見ることの無い写真の出来上がり
*2004.5.24〜5.29*
オポチュミストが嘆いて
ペシミストが笑う
それが恋って言うものよ
*2004.5.14〜5.24*
計算され尽くした声音
視線のトリガー
アタシの心臓ド真ん中
串刺しにして
貫いて
*2004.5.07〜5.14*
私の心を痛めるのは
結局のところ
アナタしかいないのよ
例えばアナタが私を傷つけても
例えば
アナタが私を抱きしめても
*2004.4.30〜5.07*
歪んだ歪んだってアナタは言うけれど。
歪めたのは他でもないアナタだし、
アタシにとってはコレが正しい道なのよ。
*2004.4.20〜4.30*
その出会いがシアワセだったか
それともフコウだったか
なんてわからないけれど
君がいたから
今の私がいる。
それだけは事実