桜蘭

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プロローグ

「じゃぁ、頼んだよ?」


そういって、一人の女性が去ってゆく
その姿を少女は苦笑いで送りだす


「相変わらず、自由ですね」


少女は去って行った女性が見えなくなるまで見送り、女性とは逆の方向へと歩き出す
向かう先は彼女の息子たちのところ

あぁ、もう、どうやって言い訳を考えたらいいのやら…
まずは、長男から話をしようかな?
そうと決まったら早く済ませよう、そう思案して歩く足を速めるのだった




恩人の頼みなら何でも聞きませう




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