短 編 夢

□部活しましょう!
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「今日はキタク部サボるカラ☆」


帰宅部をサボるということは学校に残って、勉強でもするのだろうか?
・・・あのロキに限ってそれはありえないと若干失礼なことを考えながら、
私はトールさんと肩を並べて寮まで歩く。


自分より2回りほど大きい、さらに思い人である彼と一緒に歩くのは少しドキドキするが、
この心臓の音を聞こえるぐらい近くにいるわけではないので、
顔にだけは出さないように平常心を保ちながら黙々と歩く。




「……。」


『・・・。』




無言がつらいです!ロキカムバ!!!
トールさんが微妙な表情してたらどうしようと思いチラッと顔を盗み見ると・・・
・・・何故かバッチリ目が合ってしまいました。



『あっ///』

「……どうかしたか?」


あわわわわ。どうしよう目が合っちゃった!何も考えてないよ!てかトールさん眉毛ない!
怖くないむしろカッコイイ!でもまつ毛長い!つーかむっちゃイケメンや!



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