08/20の日記

09:45
崩壊した或る一つの世界の詩
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何かが落ちる音がした

刹那、弾け、波紋が広がってゆく

その波紋は消えることなく、ゆらゆらと揺れる

どこまでも続き、広がり、やがて波となった

波は激しく打ち、静まる事を知らない

今まで抑えてきた何かが外れた

自我、崩れ、消え失せて

やがて溢れ出し、氾濫し、もう手に負えない

己も波にのまれ、理性は何処か遠くに流された

更に高ぶり荒れ狂う

何もかも壊して、全て壊れて、完全に壊される

とうとう最後のストッパーも外れた

せきを切ったかのように、流れ、荒れ、暴れだした

この波を止める事が出来るのは誰か

誰が?君が?君しか…

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