pokemon story inカントー
□No.5
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トキワの森で騒動があってから十数分後ーーー
ニビシティポケモンセンター
レナ「それで…。なんでついてきてるわけ!!?」
少女が怒号を飛ばした先は前回ソラたちを助けた、水色の長髪青年。
レイ「何?悪いの?」
レナ「気になるのよ!!さっき軽い紹介しかしてないのに、すっかりパーティに加わってた感じを醸し出して!!」
ホカゲ「まあまあ、落ち着けって。レナ。(汗)」
ソラ「それに、僕らやこいつを助けてくれた恩人なんだからさ!」
ピカチュウ「ピカッチュウ!」
ソラがそう言うと、同じく前回レイに助けられたピカチュウがソラの肩に乗ってきた。
ソラ「ちょ、くすぐったいって〜〜。」
レイ「すっかり懐いたねえ。そいつ。」
ピカチュウ「ピカピカ!」
ソラ「もう、やめろよ〜。あはは。」
そして、ピカチュウはよほど懐いているらしい。ソラに甘えて一向に離れようとしない。
レナ「はあ…。もう何でもいいわ…。」
さすがにもう諦めた。(笑)
ソラ「僕決めたよ。」
レナ「え?」
ソラ「こいつを仲間にして、ニビジムに挑む!こんなに懐いてるし、大丈夫だよ!」
ソラが自信満々に宣言したのに対し、レナとホカゲはものすごく暗い顔になった。
ソラ「え!?なにその顔!!文句でもあるの!?」
ホカゲ「いや…それがな…。」
ソラ「え?」
ホカゲ「ジムリーダーである『タケシ』さんは、岩、地面タイプと混合のタイプのポケモンを主にしてるんだ。意味がわかるな?」
ホカゲがそうソラに問う。するとソラは。