緋色の欠片
□トリップ?!
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ルイsaid
バタバタ
慌ただしく走る足音が
色んな所から聞こえてくる
全く大の大人が逃げるなんて
情けないわね
ルイ「はぁ…」
りな「ルイ?」
ルイ「…りな!もう終わったの?」
私に話しかけてきたのは
小さい頃からの知ってる妹みたいな存在の りなだった
りな「うん!後はボスもどきの奴を殺るだけ〜」
ルイ「フフフ流石ね♪私も付いて行こうか?」
りな「大丈夫b 3分で終わらせるから僕に任せてっ★」
ルイ「はいはいわかったわよ♪」
りな「んじゃ行ってくるね〜」
今でも覚えてるわ
あの時のりなの笑顔…
脳裏から離れないの
あの時私が無理やり付いて行ってたら
あんな最悪な展開を迎えることなんてなかったのに…
ねぇ…
今あなたはどこにいるの?
皆あなたの帰りを待ってるのよ?
早く私達の元に帰ってきなさいよバカりな…