short story
□君と過ごした夏の日
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君はどこにいるんだろう。
急に目の前から消えてしまった、マイペースな君。
「木の葉の落ちる季節になったら、行かなきゃいけないんだ」
最初に出会った時、君はそう言ってた。
今、どこにいる?
会いたいんだ、もう一度。
一目でいい、会って伝えたい事がある。
「ねーキド、マリーがさ…ふふっ…」
「か、カノ…言わないでってば」
「カノ!マリーをいじめないでくださいっス!……って、キド?」
「団長さん?」
大好きだ、コノハ
君と過ごした夏の日を、永遠に忘れないよ